裁判所の行う『検認』とは何ですか?

遺言書(公正証書による遺言を除く。)の保管者又はこれを発見した相続人は,遺言者の死亡を知った後,
遅滞なく遺言書を家庭裁判所に提出して,その「検認」を請求しなければなりません。


また,封印のある遺言書は,家庭裁判所で相続人等の立会いの上開封しなければならないことになっています。


検認とは,相続人に対し遺言の存在及びその内容を知らせるとともに,遺言書の形状,加除訂正の状態,日付,署名など検認の日現在における遺言書の内容を明確にして遺言書の偽造・変造を防止するための手続です。

 

遺言の有効・無効を判断する手続ではありません。
~ 裁判所のホームページより引用 http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_17/index.html

 

遺言書が検認されると、”検認されたことの証明”が記された紙が遺言書に付されて、申立人等に戻されます。


裁判所の検認には別途申し立て費用などがかかります。

2018年12月20日